1年の間にランチルームで色々な友達と給食を食べたり、野菜を育てたり、すまいるクッキングをしたり…と、楽しくおいしく食べることを大切にしながら食事の時間が楽しみになるよう食育活動を実施してきました。「お腹空いた!」の声が少しずつ増えてきたことと、進級に向けて、“食事を大事にする気持ち”も育めるよう、毎日の給食が提供されるまでにはどのような準備がされているのか知る機会を設けました。その方法として、今回は「炊飯」に挑戦しました。
まずはお米を研ぎます。「水冷た〜い」と話す子どもたち。管理栄養士から「水で研ぐことでおいしくなるんだよ。だから水が冷たい時期もがんばって研ぐよ」と教えてもらいました。
研ぎ終わった水を見てみると…「白い!カルピスみたい!牛乳みたい!」と様々な感想があがります。お米を鍋に移してたっぷりの水で「浸水」。そして、いよいよ火にかけると「おー!」と歓声があがります。透明な鍋なので、中の様子がよく観察でき、沸騰してくると「お米が踊ってるよ」と子どもたちも一緒に体を揺らして表現する姿が見られていました。
お米研ぎから、約1時間後…ついにごはんが炊き上がりました。
自分たちで炊いたり、出来上がるまで待ったりしたごはんを、目の前で配膳してもらい給食の時間へ。いつもより「おいしい!」の声がたくさん聞こえてきていました。