お家で楽しく過ごそう 第9号 〜子どもの不安に寄り添う〜
再度、緊急事態宣言が出るとともに外出の制限も始まりました。
先の見えない状況が続く中、子どもたちもストレスが溜まっていないかご心配かと思います。
そこで今回は、昨年5月に日本経済新聞『心の健康学』に掲載されていたコラムをご紹介させていただきますね。
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子どもたちはコロナ禍の心の変調を言葉で表現しにくいので、周囲の大人の気づきがいつも以上に大切になる。
気づきのポイントは口数や食欲の減少、癇癪を起こす、元気がない、おねしょ、落ち着きがない、生活リズムの乱れなどである。
子どもの変化に気づいた時に、「大丈夫」と一言で片付けてしまうと子どもは自分の気持ちを否定された、わかってもらえないと感じてしまうこともある。
今の状況では不安になるのは自然だし、大人も同じような気持ちになっていることを伝えて、気持ちに寄り添い一緒にいる時間を増やしていく。
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コラムに『一緒にいる時間を増やしていく』とあるように、お家時間が長くなる中でお料理やお掃除を遊び感覚で一緒にしたり、手作りおもちゃ作りやお絵かき遊びなども、子どもの心に溜まった感情が解放されるので良いかと思います。
それと大人もそうですが、何か起きたことに対して不安や心配を感じる感受性は生まれた時から皆違います。
我が子の気質を理解して、その子にあった対応をしてあげることも大切かと思います。
お父さん、お母さんも疲れを感じたら子育て相談などを利用してくださいね。
≪令和3年1月発行 青葉フレール保育園子育て支援係≫